私の一押し!モーウィ(赤毛瓜)の酢の物
こんにちは!
沖縄出身ちゃんろーです!
皆さんは『モーウィ』(日本名 赤毛瓜)という野菜を知っていますか?
モーウィはウリ科の野菜で、沖縄では昔から栽培されている伝統野菜です。
食文化としての歴史は古く、琉球王朝の宮廷料理にも用いられていたとか。
ゴーヤーやオクラなど沖縄を代表する野菜は、今では本土でも栽培が盛んになり、全国に出回るようになりましたが、沖縄にはまだまだ知られていない美味しい島野菜がたくさんあります。
モーウィもその一つです。
モーウィは現在でも主な産地は沖縄県で、県外への出荷はほとんど行われていないそう。
沖縄ではゴーヤーと肩を並べるほど夏の定番野菜なのですが、へちまと同様、本土では見かけることのない野菜です。
モーウィは夏から秋にかけて収穫され、成長した実は長さ20~30cm、重さは1kgほどあり、けっこうな大きさです。
収穫の最盛期には地場野菜売り場はモーウィであふれ、一本100~150円で売っています。
きゅうりに比べて水分が少なく果肉も固いですが、瓜特有の香りはあっても青臭ささはあまり感じられません。
味にクセがなくサッパリしているので、暑さで食欲の落ちる夏場の食事にとても重宝します。
生で食べる場合、薄くスライスしてもポリポリとしっかりした食感があり、酢の物にするととても美味しいです。
モーウィは、生でも、漬けても、煮ても、炒めても、汁もの、何にしても美味しい万能野菜。
その上安価で手に入るので沖縄の厳しい暑さを乗り切るためにも夏の食卓に欠かせない存在です。
今日はそのモーウィを使って、短時間でチャチャッと作れる一品をご紹介したいと思います!
材料(3~4人分)
- モーウィ・・・1/2本(皮と種を含んだ状態で460gありました)
- ツナ缶・・・1缶
- 醤油・・・大さじ1と1/2
- お酢・・・大さじ1と1/2
- 砂糖・・・小さじ1と1/2
- 顆粒だしの素・・・3g
調理する
①モーウィの皮をむき、縦半分に切り、スプーンで種を取り除きます。
②スライサーでモーウィを薄切りにします。
③スライスし終えたら水でさっと洗い、水気を絞り、ボウルにうつします。
④そこに、ツナをオイルごと加え、砂糖、醤油、お酢も加えて全体に調味料が混ざるようにしっかり混ぜ合わせます。
⑤全体が混ざり、味が馴染んだらお皿に盛りつけて完成です。
完成!
調理時間も10分かかりません!
ご覧の通り、あっという間の完成です。
材料もモーウィとツナ缶だけでとてもシンプル。
このレシピを基本にアレンジも可能で、私はワカメを加えて食べるのが定番になっています。
ワカメはウリ科の野菜と相性もいいですし、酢の物にして美味しいのでおすすめですよ。
沖縄の実家の定番は、モーウィときゅうりを千切りにして、わかめとツナ缶も加えて、味付けは『ヤマサ 昆布つゆ(3倍濃縮)』とお酢だけ。(私のレシピより簡単!)
それが小学生の姪っ子たちの大好物で、モリモリ食べてくれるそうです。
他にも、カニカマを入れると風味がアップして、彩りもよくなるので食卓が賑やかになります。
モーウィ、食べてみたいですよね?
いつかモーウィがゴーヤーのように全国デビューする日が来ることを願っております!